D1は基本の出生図
D1はラーシチャートとも呼ばれ、出生図の基本です。ラグナ、ハウス、惑星の星座、月、ナクシャトラ、ダシャーを読む土台になります。最初に見るべきなのはD1です。D1が示す大きな流れを無視して、分割図だけで判断すると読みが散らかります。
D1では、人生の全体像を見ます。自分の出方、心の反応、仕事、家庭、対人関係、収入、学び、精神性などがどのように配置されているかを確認します。無料診断でも、まずD1を中心に結果を表示します。
D9は成熟後の質を見る
D9はナヴァムシャと呼ばれ、結婚やパートナーシップだけでなく、その人が経験を重ねた後にどのような質を発揮するかを見る図です。D1で見える表面的な出方に対して、D9は内側で熟していく力を示します。
若い時にはD1の印象が強くても、年齢や経験を重ねるとD9の質が出やすくなることがあります。D9が強い惑星は、時間をかけるほど使いやすくなる場合があります。ただしD9は出生時刻の影響を受けるため、時刻が曖昧な場合は慎重に読みます。
D10は仕事上の役割を見る
D10はダシャムシャと呼ばれ、仕事、社会的役割、評価される働き方を見る時に使います。D1の10室や太陽、土星、現在のダシャーと合わせて見ることで、どのような役割で力を出しやすいかが見えてきます。
仕事運を見る時、単に「向いている職業名」を当てるよりも、どのような場面で評価されやすいかを読む方が実用的です。管理、専門性、発信、調整、創造、分析、支援など、D10は社会の中で使われる力の方向を示します。
分割図は補助線として使う
D9やD10は本格感のある技法ですが、単独で断定するためのものではありません。D1で見えるテーマが分割図でも繰り返されている時、その傾向は濃く出やすいと考えます。逆にD1と分割図が違う方向を示す時は、年齢、環境、時期によって出方が変わる可能性を見ます。